バリ島から飛行機でロシアへ入国する場合、1人あたり酒3リットル、たばこ200本、そして価格1万ユーロ・重量50kgまでの個人用品を免税で持ち込めます。インドネシア産の肉、ソーセージ、乳製品は持って行かないのが無難です。ユーラシア経済連合(EAEU)の獣医規則は家畜伝染病のない国の製品しか認めておらず、インドネシアでは2022年から口蹄疫、2019年からアフリカ豚熱が報告されているためです。
数字はKlerk.ruが引用したロシア連邦税関庁(FTS)の注意喚起、ティンコフ・ジャーナル(T-Zh)の免税ガイド、Garant.ruの行政違反法典改正まとめ(2026年3月29日)によるもので、2026年10月22日に確認しました。税関ルールは変わるので、出発前にcustoms.gov.ruで再確認を。
ロシアに酒は何リットルまで?
18歳以上の成人1人につき3リットルまで免税。3〜5リットルの間は超過分に1リットルあたり22ユーロの関税。5リットルを超えると個人用品とみなされません。ングラライ空港の免税店で買った分も3リットルに含まれます。バリのアラックを持ち帰るならラベル付きの正規品を。メタノールの危険と合法ブランドはバリのアラック解説で扱っています。
たばこは何本まで?
紙巻き200本(グダン・ガラムやジ・サム・スーなどのクレテックも含む)、または葉巻50本、またはたばこ250g。1カートンが200本なので、2カートン目で超過です。Garant.ruによると、2026年1月9日から連邦法第560-FZ号により、規定量を超える酒・たばこを申告しなかった個人には5,000〜20,000ルーブルの定額罰金が科されます。
アボン、干し肉、ソーセージ、チーズは?
ここは情報源によって違います。T-Zhは動物性・植物性の食品は1人5kgまでと書いています。しかし、ロシア連邦獣医植物衛生監督局(Rosselkhoznadzor)が運用する獣医規則は原産国が該当疾病から清浄であることを条件としており、インドネシアは現在、口蹄疫とASFの発生国です。実際には、牛肉のアボン、デンデン、豚肉ソーセージ、パック入りバビグリンはシェレメチェボやウラジオストクで没収されるおそれがあります。焙煎コーヒー、チョコレート、肉なしのサンバル、工場包装の乾燥スパイスは5kg以内ならおおむね問題ありません。生の果物、苗、種は置いていきましょう。
免税になる品物の金額上限は?
空路の場合は1人1万ユーロ・50kg。超えた分には超過額の30%、ただし超過1kgあたり最低4ユーロの関税がかかります。レシートは保管を。申告額が疑われると、評価のため品物が留め置かれることがあります。
現金はいくらから申告が必要?
ロシア側では、FTSが1万米ドル相当を超える現金の書面申告を入出国とも義務づけています。10万ドル相当からは資金の出所を示す書類が必要です。インドネシア側では、1億ルピア以上の現金を持ち出す場合、税関への申告が必要です。インドネシアのルールはバリの現金持ち込み上限で詳しく説明しています。
そもそもインドネシアから持ち出せないものは?
- サンゴと保護対象の貝(シャコガイ、ホラガイ、オウムガイ)。浜の砂も問題になります。サンゴ・貝殻・砂は持ち帰れる?を参照。
- ウミガメ製品:べっ甲のブレスレット、くし、飾りは売買禁止。ウミガメ製品のルールを参照。
- ヘビやオオトカゲの革のバッグで、売り手がCITES書類を出せないもの。
- 宗教的な聖具や寺院の遺物。バリ州観光局の要約によると、2025年バリ州知事通達第7号は外国人旅行者が動物や聖具の違法取引に関わることを禁じています。
島内のその他のルールはバリのルールページへ。
FAQ
ドバイやイスタンブール経由ならどちらのルール?
ロシアへ持ち込む品物には到着空港でEAEUのルールが適用されます。乗り継ぎ時の機内液体制限は経由地の空港に従うので、酒は預け荷物に入れるか、封印された免税袋のままにしておきましょう。
コピ・ルアクは動物性製品になる?
なりません。焙煎コーヒーは加工植物製品として5kgの枠に入ります。
子どもにも酒・たばこの免税枠はある?
ありません。18歳以上のみです。ただし1万ユーロ・50kgの枠は子どもを含め1人ずつあります。
最後にひとつ。インドネシアのクレテックは太くて香りも強いのですが、税関は重さではなく普通のたばこと同じく本数で数えます。友人へのお土産に2カートン持てば、もう赤ゲート行きです。
コメント 0
まだコメントはありません。最初のコメントを投稿しましょう!