保険なしの場合、バリ島の観光客向け私立クリニックでの一般診察は約25万ルピアから、私立病院の救急外来は1回で通常100〜300米ドル、入院は病院によって1泊70〜500米ドルです。以下の数字は2026年に公表されたクリニックの料金表や費用ガイドによるものです(2026年10月確認)。料金は病院ごとに異なるため、処置の前に必ず書面で見積もりをもらいましょう。
クリニックでの一般診察はいくら?
バリのクリニック兼往診サービス Dewa Medical の料金表(2026年2月)では、診察25万ルピア、ホテルやヴィラへの往診料45万ルピアから。脱水の点滴180万ルピア、点滴付き「バリ腹」パッケージ245万ルピアです。私立病院の一般診察はより高く、insurance-indonesia.com の費用ガイド(2026年1月更新)は BIMC で40〜100ドル、Siloam で30〜80ドル、Kasih Ibu 病院で20〜50ドルと見積もっています。
旅行者もプスケスマス(保健所)を使える?
使えます。しかもずっと安価です。デンパサール市の2023年条例第5号(2024年2月1日施行)では一般患者の外来2.5万ルピア、傷の処置1.6万、縫合1〜4針3.9万、血液検査一式7.1万ルピア。外国人向けの別料金は明記されていないので窓口で確認を。難点は受付時間が限られ、朝は地元の患者で長い列ができ、英語が流暢なスタッフばかりではないこと。軽い傷や普通の発熱ならプスケスマスで十分ですが、大けがは病院の救急外来へ直行してください。
救急外来の費用は?
insurance-indonesia.com(2026年1月)による救急1回の目安:
- BIMC Hospital(クタ、ヌサドゥア):150〜300ドル
- Siloam Hospitals(デンパサール):100〜250ドル
- Bali International Hospital(サヌール、2025年6月開院):100〜200ドル
- Kasih Ibu 病院:80〜150ドル
- RSUP Prof. Ngoerah(旧サンラ病院)、公立病院:30〜100ドル
これは単純なケースの場合です。Your Happiness Tours のガイド(2026年4月)では、点滴と4〜8時間の経過観察を伴う救急受診が300〜600ドル、X線1部位60〜120ドル、CT 250〜500ドル。RSUP Prof. Ngoerah には24時間救急、上級外来 Wing Amerta(月〜土 8:00〜20:00)、外国人患者サービスがあります。
入院1泊はいくら?
同じガイドによる一般病室の目安は、BIMC 1泊300〜500ドル、Siloam 120〜300ドル、Kasih Ibu 70〜150ドル、RSUP Prof. Ngoerah 30〜80ドル。私立病院のICUは1泊1,000〜2,500ドル。薬代、専門医の回診、検査は別です。実例として、2026年8月に NZ Herald が、バリでスクーター事故に遭ったオーストラリア人旅行者の医療費が3万豪ドルを超え、なお増えていると報じました。
薬とワクチンの値段は?
下痢や軽い発熱の市販薬は通常安価ですが、一部の救急薬は高額です。Dewa Medical(2026年2月)では狂犬病ワクチン1回130万ルピア、抗狂犬病免疫グロブリン1,000万〜1,500万ルピア。犬や猿に噛まれたときの手順は狂犬病ガイドを参照してください。処方箋は書面でもらい、薬局のレシートも保管を。どちらも保険請求に必要です。
医療搬送はいくら?
家族がクラウドファンディングに頼る原因になりやすい項目です。2026年の目安:バリからシンガポールへのエアアンビュランス5万〜10万ドル、ストレッチャーと医療付き添い付きの民間便2万〜4万ドル(insurance-indonesia.com)、オーストラリアへのエアアンビュランス8万〜15万ドル(Your Happiness Tours)。インドネシアの公的保険 BPJS Kesehatan は旅行者を対象としません。
救急外来は保証金を求めてもいい?
本当の緊急時には認められません。インドネシア保健法(2023年第17号)第174条第2項は、緊急時に医療機関が患者を拒否したり前払いを求めたり、事務手続きを治療より優先したりすることを禁じています。容体が安定した後や緊急でない入院では、私立病院は通常、現金の保証金、クレジットカードの与信確保、または保険会社の支払保証書を求めます。insurance-indonesia.com のガイドでは保証金は通常500〜5,000ドル、重症ではさらに高額です。
保険請求できる請求書にするには?
- 合計額だけでなく明細付き請求書をもらう。総額だけの領収書を認めない保険は多いです。
- 診断名、処置、医師名が入った診断書を、できれば英語でもらう。
- 支払済み領収書、処方箋、検査結果、画像を保管する。
- 交通事故なら警察の事故証明を取得する。必須とする保険会社もあります。
- 可能ならクレジットカードで支払い、取引記録を残す。
- 入院前に保険会社の緊急窓口へ連絡する。事前承認を条件とする保険が多いです。
病院、24時間クリニック、重要な電話番号はバリ緊急医療ガイド2026に、保険で確認すべき点はバリ旅行保険の記事にまとめています。出発前のひと手間として、パスポートと保険証券を撮影し、スマホとメールに保存しておけば、どの救急外来でもすぐ提示できます。
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