今週のバリ島の猛暑は、森林火災の煙によるものではありません。インドネシア気象気候地球物理庁(BMKG)バリ気候観測所によると、スマトラ島とカリマンタン島の森林火災の煙はバリ島まで届いておらず、暑く乾いた天気は雨季への移行期、早くても2026年11月まで続く見込みです(2026年10月21日確認)。
IDN Times Baliが伝えたBMKG第3地域デンパサールの予報では、2026年10月21日(水)のバリ島は晴れ時々曇り、最高気温34°Cです。前日にはSNSで暑さを訴える住民が相次ぎ、午後の灰色の空を煙霧だと思った人もいました。
なぜこれほど暑いのか
バリ第2級気候観測所のアミヌディン・アル・ロニリ所長は、2026年10月20日にdetikBaliへ3つの理由を説明しました。
- 太陽の位置。2026年10月16日から太陽が南半球側にあり、バリ島を含むインドネシア南部の日射が強くなっています。
- 雲が少ない。乾季の終わりは雲が薄く、太陽の熱が直接地表に届きます。
- エルニーニョ。大気が平年より乾燥しており、暑さを強めています。
BMKGは、今後1週間バリ島の大部分で乾燥した天気が続くと予想しています。地域別の雨季入りの予報は2026年雨季予報の記事をご覧ください。
では灰色の空の正体は?
BMKGによると、煙霧の分布図で示されているのはスマトラ島とカリマンタン島の一部だけです。東から南東の風が煙を北西や北へ運んでおり、バリ島からは離れていく方向です。身近な空が暗く見える場合は、まず近くで野焼きやごみの焼却がないか確認するよう勧めています。乾季のバリでは庭先でごみを燃やす光景が今もよく見られます。
バリ発着の航空便に影響は?
ングラライ国際空港は影響を受けた空港のリストに入っていません。注意すべきは乗り継ぎ先です。運輸省航空総局によると、2026年8月11日から10月17日までに煙霧の影響を受けた国内線は2,458便、そのうち1,324便が欠航または延期となりました(iNews、2026年10月18日)。影響を受けた空港には、ポンティアナックのスパディオ、パランカラヤのチリック・リウット、パレンバンのスルタン・マフムード・バダルディン2世、プカンバルのスルタン・シャリフ・カシム2世、アンボンのパティムラ、トラジャ、そしてラジャ・アンパットの玄関口ソロンのドミネ・エドゥアルド・オソックが含まれます。
バリからこれらの都市へ向かう予定がある方は、空港へ出発する前に運航状況を確認し、日程変更できる航空券を選びましょう。遅延時の権利については遅延と補償のガイドにまとめています。
暑い間に準備したいこと
- トレッキング、棚田の散策、断崖の寺院などの屋外観光は午前10時前か午後3時半以降に。
- マイボトルを持ち歩き、のどが渇く前に水分をとりましょう。めまい、吐き気、こむら返り、熱く乾いた肌は熱疲労のサインかもしれません。クリニックと緊急連絡先はバリの医療・緊急ガイドに掲載しています。
- ビーチやヌサ・ペニダ行きの船では日焼け止め、帽子、長袖を。水面の照り返しで肌は早く焼けます。
- 10月21日のバリ南部海域の波の高さは0.5〜2.5メートル、サヌール、ヌサ・ペニダ、スランガンは1.25〜2.5メートルと予報されました。赤旗とライフガード(Balawista)の指示に従ってください。
- 乾季は丘や空き地で草木火災が起きやすくなります。吸い殻のポイ捨ては厳禁です。旅行者向けのほかの決まりはバリのルールページにまとめています。
よくある質問
森林火災の煙霧が出ている時期にバリへ行っても大丈夫?
大丈夫です。2026年10月20日時点で、BMKGは煙がバリに届いていないとしています。ぜんそくのある方は、激しい屋外活動の前にその日の大気質指数を確認してください。
雨はいつ戻ってくる?
BMKGは雨季への移行を早くて2026年11月と予想しており、バリ南部・中部・北部で時期が異なります。
ガソリンスタンドの行列はまだある?
10月中旬にいくつかの地域で行列が発生しました。2026年10月16日、プルタミナ・パトラ・ニアガは供給が徐々に正常化しているとし、デンパサールとバドゥンの66か所のスタンドが24時間営業していると発表しました(detikBali)。旅行者がプルタライトを買えるかどうかは旅行者向け燃料ガイドをご覧ください。
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