はい。3か国の政府はいずれも、通常から高めの注意を払えばバリ渡航に問題はないとしており、渡航禁止や延期の勧告はありません。2026年10月25日時点で、オーストラリアはバリを含むインドネシア全体に4段階中レベル2、日本と韓国はバリにいずれも4段階中レベル1を出しています。
レベルが低くても注意点がないわけではありません。各国の具体的な注意喚起は異なり、保険金請求でつまずくのはまさにその部分です。以下はすべて2026年10月25日に各国の公式サイトで確認しました。
オーストラリア(Smartraveller):4段階中レベル2
レベル:治安リスクを理由にインドネシア全体が「Exercise a high degree of caution」(高度の注意)。上位の「Reconsider your need to travel」は山岳パプア州と中部パプア州のみ。最新更新は2026年10月21日です。当方のサーバーからSmartravellerに直接アクセスできなかったため、「Still current at: 21 October 2026」と記載されたWayback Machineの2026年10月21日時点の保存ページを参照しました。
- メタノールと飲み物への混入:最新更新で、バリとロンボクを含むメタノール中毒の事例に言及。アラック、蒸留酒ベースのカクテル、銘柄酒でも起きています。飲酒可能年齢は21歳。
- バイク:特にバリ、ロンボク、ギリ諸島でオーストラリア人が重傷・死亡。事故後はあなたに責任があるとみなされることが多く、適切な免許がなければ保険会社は請求を拒否します。
- ビーチ:離岸流で毎年数人のオーストラリア人が溺死しており、監視員のいない浜も多い。
- 薬物・医薬品:一部の薬物犯罪には死刑。ADHD治療薬、CBDを含む大麻製品すべて、マジックマッシュルームは違法で、特にバリでキノコをめぐり警察沙汰になった例があります。
- その他:観光地でのテロ、バリを含む性犯罪、狂犬病、デング熱、バリを含むはしかの流行、雨季(おおむね10月-4月)の洪水、活火山アグン山とバトゥール山のトレッキング。補助金付き燃料の1日購入上限についての記載もあります。
日本(外務省 海外安全ホームページ):レベル1
レベル:インドネシア全域にレベル1「十分注意してください」で、ジャカルタとバリ島を明記。レベル2(不要不急の渡航は止めてください)は中部パプア州と山岳パプア州のみ。危険情報の日付は2025年3月24日(継続)、安全対策ページは2025年9月30日更新です。
- 「お金見せて詐欺」:バリで多く発生。見知らぬ外国人が話しかけ、「ドバイから来た」「日本のお金を見たい」などと言い、見せた財布から現金を抜き取ります。
- マッチングアプリやカラオケバー経由のトラブル:麻薬捜査を名乗る偽警察が現れ、数百万円相当の示談金を要求される事例。
- 薬物:死刑もあり得ます。知り合ったばかりの人の荷物は絶対に預からないこと。
- 運転免許:日本発行の国際運転免許証はインドネシアでは無効です。
- 密造酒:ジャカルタ首都圏で密造酒が原因とみられる日本人の死亡事案があり、外務省は購入・摂取を控えるよう求めています。
- 海と健康:一部海域は潮の流れが速く、日本人を含む外国人旅行者が犠牲に。バリ島でも狂犬病が発生しており、氷は高級ホテルでも避けたほうが無難とされています。
韓国(海外安全旅行 0404.go.kr):1段階「旅行留意」
レベル:一部地域を除くインドネシア全域が1段階 여행유의(旅行留意)。2段階(여행자제、旅行自制)は西パプア、パプア、マルク、アチェ。最新の変更として、韓国外交部は2026年10月24日0時から、4か月続く森林火災の煙害を理由に中部カリマンタン州へ特別旅行注意報(특별여행주의보)を発令。8月17日-10月20日に急性呼吸器感染症314,124人、航空便2,604便に支障としています。バリは対象外です。
- バイクによるひったくり:特にクタで頻発。
- 犬と猿:バリには放し飼いの犬が多く咬傷が頻発。モンキーフォレストでは帽子とサングラスを外す。
- 水辺:水泳、シュノーケリング、シーウォーカーでの溺死事例。安全装備を着け、ガイドと行動すること。
- 偽の配車ドライバー:アプリ表示のナンバーと実車を照合。
- 2026年4月の動き:韓国大使館は2026年4月1日、ジンバラン、スミニャック、チャングーでの重大犯罪への注意を呼びかけました。ANTARA(2026年4月9日)によると、バリ州警察は「バリは安全」とし、2026年1-4月の外国人関連犯罪は23%減ったと説明しています。
旅行保険にとっての意味
- バリの渡航情報レベル自体が一般的な免責につながるわけではありません。請求が通らない原因はむしろ個人の状況で、有効な免許なしのバイク運転、飲酒時の事故、補償対象外のアクティビティなどです。
- オーストラリアは、無免許や免許区分違いなら保険会社は請求を拒否し、政府も医療搬送費を負担しないと明記。免許については国際運転免許証はバリで有効かも参照してください。
- 日本は、治療や緊急移送で多額の出費を強いられた例が少なくないとして、十分な補償内容の海外旅行保険への加入を勧めています。
- 韓国の国別ページには保険の項目がありません。中部カリマンタン経由の行程なら、新たな特別注意報と照らして約款を確認しましょう。
- 約款で確認すべき点はバリ旅行に保険は必要かにまとめています。
3か国に共通する注意点のうち、危険な飲み物と薬物についてはアラックとメタノールの危険と観光客への薬物刑罰で詳しく解説しています。そのほかのルールはバリのルールページへ。
ひとこと Q&A
カリマンタンの煙はバリまで来ていますか?韓国の特別注意報は中部カリマンタンのみが対象です。2026年10月25日時点でバリは3か国ともレベル1のままです。
レベルはどのくらいの頻度で変わりますか?オーストラリアはインドネシアのページを月に数回更新、日本のインドネシア危険情報の最新発出は2025年3月、韓国は2026年10月23日にインドネシアの区分を変更しました。出発1週間前に再確認を。
バリで領事支援を受けるには?オーストラリアと日本はデンパサールに総領事館があります。韓国はブノアのJl. Bypass Ngurah Rai No. 243に大使館分館があり、24時間緊急連絡先は+82-2-3210-0404です。
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