はい、無料です。インドネシア国家捜索救助庁(Basarnas)による捜索・救助は、インドネシア国民でも外国人観光客でも、2014年法律第29号(捜索救助法)第34条が定める標準7日間の活動期間中は費用を請求されません。費用が発生するのは救急車や病院に引き渡された後で、その部分を保険でカバーする必要があります(2026年10月29日確認)。
Basarnas の公共サービス基準(basarnas.go.id に掲載された長官決定)には、7日間の捜索救助活動は費用を徴収しないと記載されています。この疑問が増えたのは2026年4月23日、観光客2人がウルワツ(プチャトゥ)の断崖のはるか下で身動きが取れなくなり、ヘリコプターのホイストで吊り上げられてからです。detikNews(2026年4月24日)によると2人はロシア国籍の Sergei Starostin さん(51)と Diana Zolotova さん(20)ですが、インドネシア国家警察と Tempo の報道では1人が米国籍とされています。どの報道にも救助された人への請求は書かれていません。
ウルワツのようなヘリ救助は誰が払う?
ウルワツで出動したヘリは SGI Air Bali(Sayap Garuda Indah)が運航し、覚書に基づいて Basarnas と協力しています。The Bali Sun(2026年2月9日)によると、この救助ヘリは2026年2月6日に FINNS Beach Club の初期資金で運用を開始し、燃料・整備・訓練・乗員の年間運用費は60万ドルを超え、一部を一般からの寄付に頼っています。この記事にも救助された人への請求は書かれていません。
つまり Basarnas が調整する正式な救助活動なら、ヘリの請求書は届きません。一方、病院や保険会社が手配する医療フライトは独自の料金がある商業サービスです。
自己負担になるのはどこから?
- 救急車と救急外来。救助隊が私立病院の救急車に引き渡した時点から、その病院の料金が適用されます。
- 入院・手術・レントゲン。バリの私立病院は大きな処置の前に保険の支払保証かデポジットを求めるのが一般的です。
- 海外への医療搬送。オーストラリアや日本へのエアアンビュランスは本人と保険会社の負担です。
- 有料ツアー中の事故。ツアー会社の催行中なら、請求先は Basarnas ではなく運営会社とその保険です。
期限はある?
あります。法律29/2014第34条は捜索を最長7日間と定めています。新しい情報、関係者からの要請、任務調整官の評価があれば延長や再開が可能で、Hukumonline によると再開費用は Basarnas が負担します。正式な活動とは別に家族が民間の船やダイバーで捜索を続ける場合は自己負担です。
崖の柵を越えて救助されたら罰金は?
安全柵を越えた人に救助費用を請求するバリの条例は見つかりませんでした。ウルワツの件の報道にも処分は書かれていません。ただしバリ州知事通達2025年第7号は観光地管理者の指示に従うよう定めており、違反すると入場拒否や法的手続きの対象になり得ます。寺院の敷地で神聖な境界を越えると、救助費用とは別に慣習法違反とみなされることもあります。
保存しておくべき番号
- 115:Basarnas(海・崖・山の事故、行方不明者)。
- 112:総合緊急番号、関係機関へ転送。
- 110 警察、119 救急。
- 監視員のいるビーチでは Balawista(ライフガード)詰所が最も早く来てくれます。
ウルワツでは最初の電話が崖の上のビーチクラブ El Kabron のスタッフにつながり、そこから Basarnas に連絡が回りました。崖下のビーチへ降りる前に115を登録し、潮位の時刻を確認し、友人と位置情報を共有しておきましょう。
電話で伝えること
最初の電話で必要な情報がそろっていれば、救助は早くなります。次の5点を準備してください。
- できるだけ正確な場所。最寄りのビーチや寺院の名前と、Google マップの座標(地図を長押しでコピー)。
- 人数と状態。けが人、歩けるかどうか、意識のない人がいるか。
- 差し迫った危険。潮が満ちてきた、波が岩に打ちつける、日没、スマホの電池切れ。
- つながる番号。電池が少ないときは他のアプリを閉じ、何度もかけ直さずに折り返しを待ちます。
- 国籍とパスポート。救助隊は病院や領事館と連携するため外国人の情報を記録します。
崖下で動けなくなったら、波が届かない一番高い岩に移り、もろい石灰岩の壁を登ろうとしないでください。夜はときどきスマホのライトを点けると、救助隊が位置を見つけやすくなります。
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よくある追加の質問
救助隊にお礼のお金を払う必要は?義務はありません。Basarnas の名前で金銭を求められたら、名前を控えてデンパサール捜索救助事務所に通報してください。
救助が無料でも保険は必要?必要です。無料なのは引き渡しまで。その後の医療費は数百万円規模になることもあり、帰国搬送が必要ならさらに高額です。
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