プリ・サレン王宮から徒歩数分、ジャラン・ラヤ・ウブドの布地店とツアー会社の間に、観光客向けカフェでは珍しいものを出す小さな珈琲店があります。インドネシアの珈琲地図を一杯ずつ味わえるのです。Anomali Coffee は2007年8月27日にジャカルタで創業した、インドネシア産の豆だけを焙煎するマイクロロースター。ウブド店も同じ方針で、自家焙煎した豆の産地を説明し、目の前で淹れてくれます。
一つのロースター、たくさんの産地
メニューボードのシングルオリジンは収穫期に合わせて入れ替わりますが、ほぼ常連の名前がいくつかあります。
- アチェ・ガヨ — ボディが厚く、スパイスとダークチョコレートの香り。ミルクに最も負けません。
- トラジャ — アーシーで酸味は控えめ。酸っぱい珈琲が苦手な人のためのスラウェシの定番です。
- バリ・キンタマニ — 明るい柑橘系。バトゥール山の斜面でオレンジの木と混植されています。
- フローレス・バジャワ — キャラメルのような甘さでミディアムボディ。初めての人が最も好きになりやすい一本です。
- ジャワとパプア — プリアンガーやワメナが交代で登場します。その日の在庫はバリスタに尋ねてください。
好みに合わせたシングルオリジンの選び方
- 甘いミルク珈琲が好きなら、ガヨかハウスブレンドをベースにした kopi susu gula aren(ヤシ砂糖のミルク珈琲)を。
- 果実味や紅茶のような風味が欲しいなら、キンタマニかバジャワをエスプレッソではなくハンドドリップで。
- テイスティングを学びたいなら、違うハンドドリップを二杯同時に頼み、ぬるくなってから交互に飲み比べを。差が最も分かる温度です。
- お土産にするなら豆のまま買い、自宅にある器具に合わせて挽いてもらいましょう。
抽出方法と価格帯
エスプレッソのほか、バリスタは V60/ドリップ、フレンチプレス、サイフォン、さらに ウッドネック まで複数のハンドドリップを用意しているのが普通です。ただし内容は変わるので先に確認を。2026年時点の価格目安は、アメリカーノ約 Rp31,000、カフェラテ約 Rp40,000、ヤシ砂糖のミルク珈琲約 Rp42,000、ハンドドリップ約 Rp50,000、コールドブリュー約 Rp70,000(税・サービス料別)。豆の小売は100グラム入りで約 Rp75,000 から、200グラム・500グラム・1キロの選択肢もあります。
実用情報と予約
- 場所:Jl. Raya Ubud No. 88, Petulu, Ubud, Gianyar — Google マップで見る
- 営業時間:毎日おおよそ 7:00〜22:00(21:00 閉店と記載する情報源もあり)。店内は狭いので、静かな席を望むなら10時前の来店を。
- 価格帯:珈琲は約 Rp31,000〜70,000、豆は約 Rp75,000 から。
- 予約・注文:予約不要、そのまま来店できます。ウブド周辺は GoFood/GrabFood のデリバリー対応、豆は Anomali 公式オンラインストアでも購入できます。
- バリ島の他店舗:サヌール(Jl. Danau Tamblingan No. 51)とクタ(Jl. Dewi Sri 周辺)。ウブドから遠い宿の場合に便利です。
- SNS:@anomali.bali
ガヨからバジャワまで味の旅をした一日のあとは、ウブド中心部の近くに泊まれば翌朝もう一度立ち寄るのが簡単になります。AccessiaPass でウブドのホテルバウチャーを比較して予約してみてください。
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