ロンボク海峡とバリ海峡は、世界中のアングラーを引き寄せる回遊魚の通り道です。アメッドの漁師のジュクン(伝統船)からブノアのスポーツフィッシング艇まで、トリップの選び方、費用の見積もり方、そしてバリの海を傷つけずに釣る方法を紹介します。
出港地:ブノアからギリマヌクまで
- ブノア港 — 大型艇とヨットチャーターの拠点。終日トローリングに最も快適です。
- スランガン桟橋 — 中型FRP艇が多く、料金も手頃で、南部海域へのアクセスが早いです。
- サヌールとタンジュン・ブノア — ファミリーや初心者向け。小型船がビーチから直接出ます。
- アメッド(ジュムルク) — 東バリの漁村で、急深のドロップオフが岸のすぐ近くにあります。ジュクンは朝5時頃に出港します。
- チャンディダサとパダンバイ — ロンボク海峡とその周辺のリーフへの玄関口。
- プムトゥランとギリマヌク — 西バリ。海は穏やかですが、ムンジャンガン海域は国立公園に含まれます。
- ヌサペニダとレンボンガン — 断崖と強い潮流。ロウニンアジのポッピングの定番フィールドです。
トリップの種類と狙う魚
- ディープシートローリング — 船尾でルアーを曳き、シイラ、キハダマグロ、カマスサワラ、バラクーダ、ロンボク海峡ではまれにカジキを狙います。
- ボトムフィッシング — リーフでフエダイやハタを狙う釣り。初心者や子ども連れに最適です。
- ジギング — メタルジグを数十メートル沈める釣り。体力は要りますが、イソマグロや深場のフエダイに効果的です。
- ポッピング — 断崖沿いにポッパーをキャストしてロウニンアジを狙います。経験とヘビータックルが必要です。
- ジュクンでの伝統漁 — 夜明けに地元漁師と出港。釣果は近くのワルンで調理してもらえます。
- ファミリー/インショアトリップ — 岸近くで3〜4時間、シュノーケリングと組み合わせることも多いです。
チャーター料金の目安と含まれるもの
- 伝統的なジュクン、3〜5時間:2名1艇で約150万〜300万ルピアから、追加1名につき約30万ルピア。
- エンジン付きFRP艇、5〜8時間:一般に1艇あたり約300万〜800万ルピア。エンジン出力と航行距離によります。
- 大型スポーツフィッシング艇やヨット:1日1000万ルピアを超えることもあり、500米ドル前後から設定している業者もあります。
- 通常含まれるもの:ロッド、リール、餌とルアー、氷とクーラーボックス、飲料水、ライフジャケット、船長と乗組員、場合により酔い止めとシュノーケリング用具。
- 通常含まれないもの:指定エリア外のホテル送迎、昼食、港湾使用料、乗組員へのチップ。料金は季節と燃料価格で変動するため、前金を払う前に見積もりを書面で依頼しましょう。
ベストシーズンと魚のカレンダー
- 4〜10月は概して穏やかですが、BMKGは6〜8月をバリ海峡とロンボク海峡で強風・高波が続く常習期として記録しています。午前中のトリップのほうがはるかに安全です。
- ロウニンアジは一年を通して狙えます。
- ソウダガツオは6月前後に盛り上がり、キハダマグロは8〜11月がピークです。
- シイラとカマスサワラは10月から1月に最もよく現れます。
- 魚種の多様性が最も豊かなのは通常7月から11月です。
ルール・マナー・安全
- 保護区のコアゾーンでは絶対に釣らないこと。西バリ国立公園、ムンジャンガン島周辺の海域を含め、コアゾーンでの釣りは禁止されており、サンゴへの投錨や魚への餌付けも禁じられています。
- ヌサペニダの海域は約2万ヘクタールの海洋保護区で、コアゾーンは撹乱してはなりません。船長がゾーンの境界を把握しているか確認しましょう。
- マンタは法律で完全保護されており捕獲は一切禁止、ジンベエザメも保護対象です。掛かってしまった場合は慎重にリリースしてください。
- カジキ、バショウカジキ、大型の親魚にはキャッチ&リリースを実践し、食べる分だけ持ち帰りましょう。
- ライン、フック、プラスチックを海に捨てないでください。ナイロンラインはウミガメやサンゴにとって致命的です。地元漁師の浮魚礁や網を尊重し、寺院の正面では釣らないようにしましょう。
- 安全:全乗船者分のライフジャケット、GPS、無線、救急箱があるか確認し、船長の経験と許可を尋ね、海上予報をチェックし、旅行保険が水上アクティビティを対象としているか確認しましょう。ニュピの日はバリの海上活動が完全に停止します。
実用情報と予約
- ブノア港をGoogleマップで見る — 大型艇のメインマリーナ。
- スランガン桟橋をGoogleマップで見る — 中型FRP艇の拠点。
- アメッドのジュムルクビーチをGoogleマップで見る — 東バリの漁師のジュクン出港地。
- 予約方法:Sanur Fishing Charter、Blue Marlin Bali、AMED Sportfishing by STA-TLなど稼働中の業者の公式サイト、ホテルのコンシェルジュ、Klook・Traveloka・FishingBookerなどのマーケットプレイス、あるいはスランガン桟橋やブノアのマリーナに直接出向く方法もあります。
- 他の業者を探したり最近の釣果を見るには:Instagramで「bali fishing charter」を検索。
- メッセージで確認を:所要時間、人数、釣りのスタイル、釣った魚を持ち帰れるか、そしてキャンセル規定。
最高の釣行はほぼ必ず日の出前に出港します。海がまだ凪いでいて、魚も活発だからです。午前3時にウブドやチャングーから車を走らせるより、AccessiaPassのホテルバウチャーでマリーナの近く——ブノア、スランガン、サヌール、アメッド——に前泊し、万全の状態で桟橋へ向かいましょう。
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