カランガスムのドゥクッ・プナバン慣習村にあるプスタカ・ロンタル博物館(Museum Pustaka Lontar)は入場券を販売していません。来館者は任意で寄付をし、村人のガイドがヤシの葉の写本(ロンタル)を案内して、専用の小刀(プングルパッ)でロンタルの葉にバリ文字を書く体験をさせてくれます。場所はアムラプラ中心部から北へ約4km、ティルタガンガのすぐ近くです。
見どころと体験
博物館は2017年8月から、I・ネンガ・スアルヤ氏の呼びかけでドゥクッ・プナバンの村人たちが約1.5ヘクタールの土地に自力で建てたものです(ANTARA、detikTravel)。伝統的なバレ(東屋)、収蔵室、伝統的な台所、野外ステージから成ります。収蔵品にはウサダ(医術)、ババッ(歴史)、アスタ・コサラ・コサリ(建築)、ワリガ(暦)などがあります。最古として挙げられるブアナ・コサは約400年前のもので、展示室ではなく村の寺院に保管されています。
来館者がいちばんよく話題にするのは「ムニュラッ」、つまりロンタルの葉に自分の名前をバリ文字で刻む体験です。detikTravelによると作品はバレ・ダジャに展示され、IDN Timesによれば持ち帰れるとのこと。訪問時にどちらかを確認してください。ANTARAは薬草から作るウェルカムドリンクにも触れています。
家に伝わる写本を読んでほしい、翻字してほしいという住民向けのサービスもあります。公式サイトの料金表では、読解1枚2,500ルピア、デジタル化2,000ルピア、ラテン文字への翻字3,000ルピアです。
収蔵数はどれくらい?
情報源によってばらばらです。ANTARAは目録化済み313点、うち160点がデジタル化済みとし、公式サイトは約4,120点、ほかの記事は「数百」や「数千」と書いています。規模は大きいが目録化は一部にとどまる、と考えておくとよいでしょう。
プスタカ・ロンタルかゲドン・キルティヤか
シガラジャのゲドン・キルティヤは1928年創設、地方政府が運営するロンタル図書館で、研究者や歴史ある機関の収蔵品を見たい人向き。プスタカ・ロンタルは村の屋敷の雰囲気、村人ガイド、自分で書く体験といった実地の体験向きです。選び方は簡単で、アメッド、チャンディダサ、シドゥメンに泊まるならプスタカ・ロンタル、ロビナにいるならゲドン・キルティヤのほうがずっと近いです。
受賞歴とマイナス点
ドゥクッ・プナバン観光村は2025年ワンダフル・インドネシア・アワードの観光村部門を受賞したと、カランガスム県文化観光局が2026年1月に発表しました。マイナス点もはっきりしています。デンパサールから片道約1時間50分〜2時間かかり、クタやチャングーからの日帰りには効率が悪いこと。開館時間が情報源ごとに異なり、detikTravelは2024年に運営側が正式な入場料の導入を検討中と報じているため、寄付制は変わる可能性があること。来館者の多くは外国人旅行者で(ANTARA)、内容は担当ガイドに大きく左右されます。
時間・場所・アクセス
- 場所:Banjar Adat Dukuh Bukit Ngandang, Dukuh Penaban, Karangasem郡。Google マップで見る
- 距離(車での目安):ティルタガンガから10〜15分、チャンディダサやアメッドから30〜40分、ウブドから約2時間。
- 開館:毎日。IDN Times(2026年3月)では8:00〜16:00、detikTravelでは8:30〜16:30。2026年10月確認。
- 料金:任意の寄付、現金を用意。控えめな服装で、サロンの貸し出しあり。
- 連絡先:博物館サイト(musium-pustaka-lontar.karyabuanalestari.com)にWhatsApp番号の記載あり。Instagram:Instagramで検索
南部からの移動は長いので、チャンディダサかアメッドに1泊すれば開館に合わせて着けます。両エリアのホテルバウチャーはAccessiaPassで確認できます。
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