シンガラジャのグドン・キルティア:世界唯一のロンタール写本博物館

静かなシンガラジャの町なかに、世界のどこにもないものを収める低層のコロニアル建築があります。グドン・キルティア(Gedong Kirtya)は、ロンタール(ヤシの葉写本)の収集と保存に特化した世界唯一の図書館兼博物館です。L.J.J.カロンとバリの貴族層の発意により1928年6月2日に創設され、同年9月14日に一般公開されました。収蔵は2,000束以上。平日なら来館者は自分ひとりということも珍しくない、団体客がほとんど訪れない北バリの知的な穴場です。

ガラス棚の中にあるもの

  • ヴェーダとトゥトゥール — 宗教文献と古代バリの哲学書。
  • ウサダ — 伝統医学の写本。薬草の処方、マッサージ、病の見立て方まで。
  • ババッドと銅板碑文 — 王家の系譜と古代バリの統治文書。
  • 文学作品 — カカウィン、キドゥン、ゲグリタン、そして挿絵入りのプラシ。
  • オランダ語の古書 — 植民地時代の蔵書。

ロンタール製作を間近で見る

若いロンタール椰子の葉を摘み、煮て、乾かし、平らになるまで数か月かけて圧します。文字はインクではなくプングルパックという小刀で刻みます。刻み終えたら焼いたクミリ(ククイナッツ)で表面をこすり、煤が溝に入り込んでバリ文字が漆黒に浮かび上がります。職員は工程の説明や書き方の実演を快く引き受けてくれ、儀式用や研究用の写本の依頼にも応じてくれます。

シンガラジャの歴史地区とセットで

  • プリ・ブレレン — ブレレン王家の旧王宮。徒歩数分。
  • ブレレン博物館 — 王国の歴史と作家アナ・アグン・パンジ・ティスナ。
  • 旧ブレレン港 — 歴史ある桟橋とユダ・マンダラ・タマ記念塔。夕方がいちばん美しい。
  • ロビナ — 西へ約30分。海辺で一日を締めくくれます。

実用情報と予約

  • 所在地:Jl. Veteran No. 20, Paket Agung, Buleleng — Googleマップで見る
  • アクセス:ングラ・ライ空港からブドゥグル経由で車約3時間。シンガラジャ中心部からは数分。
  • 開館時間:おおむね月〜木 8:00〜16:00、金〜日 9:00〜16:00。月〜金 8:00〜15:30と記す資料もあります。祭日前後は変更もあるため事前確認を。
  • 入場料:外国人約Rp25,000、国内成人約Rp10,000、学生約Rp5,000。
  • 予約:不要。直接訪れて窓口で支払います。団体や研究目的の場合はブレレン県文化局を通じてUPTDグドン・キルティア事務所へ事前連絡を。
  • Instagram:Instagramで検索

北バリは一泊するとぐっと余裕が生まれます。ロビナやシンガラジャのホテルバウチャーは、まずAccessiaPassで料金を比べて確保しておきましょう。

Gedong Kirtya Singaraja: Satu-satunya Museum Lontar di Dunia Gedong Kirtya Singaraja: Satu-satunya Museum Lontar di Dunia Gedong Kirtya Singaraja: Satu-satunya Museum Lontar di Dunia

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