運航会社の時刻表では、サヌールからヌサペニダまでスピードボートで約30-45分、ヌサレンボンガンもほぼ同じです。短い時間ですが、小型の高速艇はバドゥン海峡で波に強く叩きつけられることがあり、うねりが大きい日は特に顕著です。幸い、船酔いの多くは三つのこと、つまり座る位置、適切なタイミングの薬、そして日の選び方で軽くできます。
揺れにくい座席はどこ?
- 下のデッキの中央から後方。高速艇では船首が最も大きく上下し、波の衝撃を受けます。中央や後ろに近いほど揺れは小さくなります。
- 窓際か開いた扉の近く。新鮮な空気と水平線が見えることで、体が感じる揺れと目に入る景色を脳が一致させやすくなります。閉め切った暑い船室は乗客レビューでもよく不満に挙がります。
- 早めに到着。多くの運航会社は自由席なので、先に乗った人から選べます。
- スマホは見ない。読書や画面を見ることは吐き気の代表的な引き金です。目を閉じるか水平線を眺めましょう。
酔い止めは飲むべき?
車や船で酔いやすいなら、飲んだほうがいいでしょう。バリの薬局やミニマートで最も手に入りやすいのはAntimoで、成分はジメンヒドリナート50mgです。インドネシアの医療情報サイトAlodokterとHalodocによる一般的な用法は、大人と12歳以上の子どもは出発の約30分前に1錠、必要なら4時間ごとに追加、1日最大8錠。必ずパッケージの指示に従ってください。
- この薬は眠気が出ます。ヌサペニダに着いてすぐレンタルバイクを運転するのは避けましょう。島の道は急坂とカーブだらけです。
- 妊娠中・授乳中、緑内障、前立腺の病気、喘息、心臓病がある場合や、12歳未満の子どもの用量は、先に薬剤師か医師に相談を。
- ショウガ飴や指圧バンドを使う人もいますが、根拠は薬ほど強くありません。
食べてから乗る?空腹で乗る?
乗船の1-2時間前に軽く食べておきましょう。パン、少量のご飯、果物など。完全な空腹はかえって吐き気を強めることが多いです。当日の朝は脂っこいものと辛いもの、前夜のお酒は控えめに。水を持参し、船内では少しずつ飲みます。
午前と午後、海が穏やかなのは?
いつも穏やかな時間帯というものはありません。季節のほうが傾向ははっきりしていて、7月下旬から8月は高波が多く、インドネシア気象庁BMKGはサヌール-ヌサペニダ航路で最大2.5mの波、風速20ノットへの警戒を呼びかけたことがあります。最も確実なのは、前日と出発当日の朝にBMKGのバドゥン海峡の波浪予報(maritim.bmkg.go.id)を確認することです。帰りの船がフライトに接続するなら最終便は避け、遅延に備えて余裕を持たせてください。
もっと大きくて安定した船は?
あります。パダンバイ港からヌサペニダへのRoroフェリー(KMP)ははるかに大きく、揺れもゆっくりです。detikBaliによると所要は約1時間で、便は1日数本のみ。大人の旅客運賃は情報源により約31,000-42,000ルピアと幅があるので、港の窓口で確認を。難点は、パダンバイがサヌールから車で約1時間かかることと便数の少なさです。スピードボートの中では、船体が長くエンジンの大きい会社のほうが概して安定しています。予約前に船の写真を見ておきましょう。
延期すべきなのはどんなとき?
- BMKGがバドゥン海峡に高波警報を出したとき、または港湾当局(KSOP Benoa)が運航を見合わせたとき。実際に2025年7月などに起きています。
- 運航会社が天候を理由に振替を提案したら受け入れましょう。2025年8月にはサヌール港の入口でスピードボートが2-4mの波を受けて転覆し、その後100便以上が一時欠航しました。
- 妊娠中や腰・首にけががある場合。大波の中の高速艇の衝撃はかなり強く感じられます。
運航会社の安全面、ライフジャケット、港については「ヌサペニダへのスピードボートは安全?」で詳しく扱っています。
日帰りか、1泊するか?
日帰りツアーは2回の渡航に加え、ヌサペニダの曲がりくねった道を3-4時間走るので、夕方まで気分が悪いままという人も少なくありません。酔いやすいなら、ヌサペニダかレンボンガンで1泊すると負担が減り、両島のホテルバウチャーはAccessiaPassで探せます。泊まるエリアの選び方はヌサペニダとレンボンガンの宿泊ガイドを、島に着いてから払うヌサペニダ入島税もお忘れなく。
最後に小さなこと。小袋、ティッシュ、水はポケットかショルダーバッグに入れておきましょう。大きな荷物はたいてい船首や屋根に積まれ、航行中は取り出せません。
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