バリからクリス(短剣)やナイフのお土産を飛行機で持ち帰れる?

持ち帰れますが、機内には持ち込めません。クリス(keris)、ナイフ、山刀、そのレプリカは、インドネシアの国家民間航空保安プログラム(運輸大臣規則PM 80/2017)で機内持ち込みが禁止された刃物です。刃物は安全に梱包され航空会社が認めていれば預け入れ荷物で運べます。たとえばガルーダ・インドネシア航空は、預け荷物の刃物を鞘に収めるか厳重に包み、チェックインカウンターで係員に伝えるよう求めています。むしろ計画を狂わせやすいのは到着国の法律です。以下はすべて2026年10月に確認しました。

買う前に

  • 新しいものか古いものかを確認する。現代の職人が作ったクリスは普通の工芸品です。50年以上経ち歴史的価値のある古いクリスは文化財にあたる場合があります(後述)。
  • 素材と「新作」であることを書いた領収書をもらう。到着空港で年代や出所を聞かれたときに役立ちます。
  • まず自国の規則を確認する。オーストラリアやシンガポールからの購入者は、空港ではなく品物が届く前に許可を取る必要がある場合が多いです。
  • 長いクリス、槍、刀は輸送業者で送ることも検討する。工芸村の店の多くは発送手配に慣れていますが、輸入許可を誰が取るのかは確認しましょう。

荷造りの前に

  • 刃を鞘(ワランカ)に収め、抜けないように縛る。
  • プチプチや厚手の段ボールで包み、テープでしっかり留め、ハードスーツケースの中央の衣類の間に入れる。
  • 包丁、折りたたみナイフ、大きなはさみも同じ扱い:預け荷物にし、先端を保護する。
  • ミニクリス、ナイフ形のキーホルダー、クリス型のペーパーナイフを機内持ち込みバッグに入れない。刃物のレプリカも機内持ち込み禁止です。
  • デンパサールからジャカルタなどの国内線も同じく、預け荷物のみです。

ングラライ空港でチェックインする前に

イ・グスティ・ングラライ空港は2025年7月15日から、国際線ターミナル入口での手荷物検査を廃止しました。現在はチェックイン後、預け荷物検査エリアで多方向デュアルエネルギーX線装置(MVXR)により検査されるため、長い金属製品ははっきり映ります。カウンターの係員にクリスやナイフが入っていることを伝えてください。申告していない物を装置が見つけると、スーツケースを開けるよう呼び出されることがあり、搭乗前の時間を取られます。機内持ち込み検査で見つかった刃物は基本的に放棄することになり、同空港では没収した刃物を袋ごと、数百個のモバイルバッテリーや自撮り棒とともに廃棄したこともあります(アンタラ通信)。バッテリーについてはバリ発の飛行機でのモバイルバッテリーのルールもご覧ください。

着陸する前に:到着国のルール

  • オーストラリア。1956年関税(輸入禁止)規則の付表13により、短剣はオーストラリア国境警備隊(ABF)の書面による許可なしに輸入できません。両刃のクリスはこれに該当し得ます。ABFの通知では、許可のない禁止武器の輸入は最長10年の禁錮および/または高額の罰金とされています。入国カードで申告し、出発前に州警察の許可要件を確認してください。木製の柄や鞘はバイオセキュリティ検査の対象にもなります。オーストラリアの空港で没収されやすいバリ土産を参照。
  • シンガポール。シンガポール警察のガイドライン(2025年12月26日付)は、鋭い短剣(「クリスを含む」)を許可が必要なタイプ1武器に分類しています。刃を鈍くしたクリスはタイプ2で、条件を満たせばクラスライセンスの対象です。到着時にICAの係官に申告してください。
  • その他の国と乗り継ぎ。刃物の規則は国によって異なり、乗り継ぎ国で荷物を受け取る場合はその国の規則も適用されます。その国の税関や警察のサイトを確認しましょう。

骨董のクリスと文化財

文化財法(2010年法律第11号)第68条は、文化財の国外持ち出しを研究、文化振興、展示の目的に限り、大臣の許可がある場合にのみ認めています。違反すると10年以下の禁錮および/または20億ルピア以下の罰金です(第109条)。出所のはっきりしない「古い家宝」として売られるクリスには、寺院から盗まれたプラティマ像と同じく警戒してください。迷ったら購入前に、ギャニャールにあるバリ文化保存事務所(Balai Pelestarian Kebudayaan Bali、旧第15地域事務所)に問い合わせましょう。

バリ島内で持ち歩くのは?

1951年緊急法第12号は正当な権利なく刺突用の武器を携帯することを禁じていますが、家宝、骨董品、呪具であることが明らかなものや、仕事・家庭用の道具は除外しています。買い物袋に包んだ土産のクリスなら問題ありません。夜遊びに腰に差して出かけたり、クラブに持ち込んだりはしないでください。

出所のはっきりしたクリス職人や彫刻家を探すならバリの工芸村とお土産の価格帯ガイドをどうぞ。空港で時間を節約する小技:梱包前にクリスと領収書の写真を撮っておけば、係官に聞かれてもスーツケースを開けずに見せられます。

バリ島のルールを1ページで 旅行者向けの規則と禁止事項のガイド87本をテーマ別に整理。 一覧を見る
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