できます。借りたヴィラで招待客だけを集めるプライベートパーティーには警察の許可は要りません。集会の許可が必要なのは一般に開かれたパーティーだけだからです。ただし新刑法(2023年法律第1号)が2026年1月2日に施行されてから、第265条は夜間に騒いだり騒音を出したりして近隣に迷惑をかけた人に、カテゴリーIIの罰金(最高1,000万ルピア)を定めています。
バリのヴィラパーティーのトラブルは、一つの大きな規則よりも、いくつかの思い込みが重なって起きることがほとんどです。よくある7つを紹介します。規定は2026年10月24日に確認しました。
1. 「プライベートヴィラだから音量は自由」
第265条が見るのは土地の持ち主ではなく、周囲への影響です。NU Online(2022年12月9日)は刑法草案の定義として、夜間とは日没から日の出までの時間だと紹介しています。バリでは18時〜18時半ごろから夜明けまでです。チャングー、プレレナン、ウブドの多くのヴィラは田んぼの中や民家、村の寺院のすぐそばにあり、屋外スピーカーの低音は遠くまで届きます。
旧刑法と比べると、第503条は最長3日の拘留または数十万ルピアの罰金でした。新しい罰金の上限ははるかに高額です。
2. 「プライベートなら許可不要。チケットを売っても大丈夫」
新刑法第274条は、許可なく公道や公共の場所で一般向けのパーティーや集会を開いた人にカテゴリーIIの罰金(1,000万ルピア)を定め、騒乱を招いた場合は最長6か月の禁錮になります。Hukumonline(2024年12月3日)は、私的な場所で限られた招待客だけを集める催しは通常「一般向け」に当たらないと説明しています。ただしチケットを公に販売したり、SNSで招待を広めたりすると、その線引きはあいまいになります。
実例があります。2024年12月21日、バリ州麻薬取締局(BNNP)がチャングーのヴィラで開かれていた招待制・有料のパーティーを摘発しました。detikBali(2024年12月24日)によると、約50人の外国人が尿検査を受け、8人が陽性、主催者のロシア人が拘束されました。バリでの薬物の刑罰は旅行者の薬物犯罪の刑罰で解説しています。
3. 「花火やランタンもパーティーの一部」
花火には別途許可が必要で、警察が拒否することもあります。2026年の新年を前に、デンパサール市警は国家警察長官の電報に従い、デンパサールとバドゥン南部の一部で花火大会や音楽コンサートの許可を出さないと発表しました(detikBali、2025年12月26日)。詳しくは年越し花火のルールをご覧ください。空港近くの航路でのスカイランタンも危険です。
4. 「泊まっていく客は届け出なくていい」
外国人客を泊めるヴィラは入国管理局への届け出が義務で、パーティー後に泊まる人も含まれます。十数人も増えたことを管理者が知らなければ管理者側も問題になり、あなたもデポジットを失いかねません。届け出義務はAirbnbヴィラと宿泊者届け出で説明しています。
5. 「賃貸契約にパーティーのことは書いていない」
多くのヴィラは、ハウスルールに人数上限、イベント禁止、静粛時間を記載しています。予約前に読み、宿泊人数より多く招く予定があれば直接確認しましょう。管理者からの書面の同意は、近隣から苦情が来たあとの説明よりずっと役に立ちます。
6. 「祭日は関係ない」
ニュピの日は、バリ全体が24時間静かに過ごさなければなりません。音楽は禁止、照明は落とし、プチャラン(村の自警団)が巡回します。その日にヴィラでパーティーをすれば、ほぼ確実に誰かが来ます。日程とルールはニュピのガイドへ。ニュピ以外でも、ヴィラ近くの寺院の儀式に注意を。寺院祭(オダラン)の夜に大音量の音楽を流すと苦情を招きやすくなります。
7. 「友だちがDJだから、無料で回してもらう」
そのDJやミュージシャンが観光目的で滞在する外国人なら注意が必要です。2026年10月5〜9日、ングラライ入国管理事務所は、ブリッジングビザでチャングーのDJとして働いていたウクライナ人AKを国外退去にしました(iNews、2026年10月18日)。友人のプライベートパーティーで無償で回すのはクラブとの契約とは違いますが、お金やチケット、宣伝が絡めばリスクは現実のものです。地元のDJやバリの音響レンタル業者を頼むほうが安全です。
外国人旅行者のその他の義務と禁止事項はバリのルールのページにまとめています。
よくある質問
何時までに音量を下げればいい?
刑法は具体的な時刻を定めていません。基準は「夜間」かどうかと、近隣が迷惑しているかどうかです。ヴィラのハウスルールには独自の静粛時間があるのが普通です。安全な目安は、暗くなったら塀の外で音楽がはっきり聞こえないことです。
近所から苦情が来たらどうなる?
まずヴィラの管理者かプチャランが来るのが一般的です。苦情が続けば、警察や治安維持局(Satpol PP)が呼ばれることもあります。最初に頼まれた時点で音量を下げるのが、いちばん安上がりな解決策です。
小さな誕生日会やみんなでの夕食は?
人数が管理者の了承範囲内で、音楽がほどほど、一般向けに何も売らなければ問題ありません。苦情の多くは深夜0時以降の屋外スピーカーが原因です。
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