可能です。ただし期間は「週」ではなく「月」単位で考えてください。インドネシアは米国CDCの狂犬病高リスク国リスト(2026年4月15日更新)に入っており、オーストラリアの承認国でもなく、英国にとっては「非リスト国」です。そのためバリで譲渡を受けた犬は、マイクロチップ、狂犬病ワクチン、抗体価検査、さらに待機期間を経てようやく飛行機に乗れます。以下の要件はすべて2026年10月に確認しました。
情が移る前に:バリの犬がすぐに一緒に帰れない理由
バリは2008年末に狂犬病の感染地域と宣言されました。州政府はその後、犬・猫・サルなどのバリへの搬入・搬出を一時的に閉鎖する2008年州知事規則第88号を出し、続いて狂犬病対策に関する2009年バリ州条例第15号、狂犬病媒介動物の流通手続きに関する2010年州知事規則第19号を定めました。これらはバリ州農業食糧局のサイトに今も掲載されており、廃止の記録は見つかりませんでした。
国のレベルでは、インドネシアから出るすべての動物はインドネシア検疫庁(Barantin)の検疫手続きを経なければなりません。バリを管轄するのはバリ動物・魚類・植物検疫センター(BBKHIT Bali)です。犬がングラ・ライ空港から直接ではなくジャカルタ経由で出国したと報告する飼い主もいます。このルートを説明する公式文書は見つからなかったので、何かを予約する前にBBKHIT Baliから書面で確認を取ってください。
ステップ1:まず渡航先の国のルールを確認
手続きの長さを決めるのは渡航先の国です。
- オーストラリア:農業・漁業・林業省(DAFF)によると、犬はオーストラリアへの輸出前に承認国で最低180日間暮らしている必要があり、抗体価検査(RNATT)の検体が検査機関に届いた日から数えます。DAFFのFAQは、非承認国からの直接輸入ルートはもう利用できないとしています。つまりバリの犬は、まず承認された第三国に移って暮らす必要があります。最も長く、最も費用のかかるルートです。
- 英国(グレートブリテン):インドネシアはgov.ukの「リスト国」に含まれません。マイクロチップ、狂犬病ワクチン、接種から30日以上後にEU承認検査機関での血液検査(0.5 IU/ml以上)が必要で、採血日から3か月待機します。犬は到着の24〜120時間前に条虫駆除も必要です。
- 米国:インドネシアはCDCの高リスク国です。犬は到着時に生後6か月以上、マイクロチップ装着済みで、飼い主はCDC Dog Import Formを提出します。米国外でワクチンを受けた犬は政府獣医師が認証した接種証明書式が必要で、CDC登録の動物ケア施設がある空港から入国しなければなりません。有効な抗体価がなければ28日間の検疫があります。
- ニュージーランドなど:その国の生物安全当局に直接確認してください。多くの国がオーストラリアと同様に、まず承認国での居住を求めています。
ステップ2:先にマイクロチップ、次にワクチン
ほぼすべての国が、狂犬病ワクチンより前にISO規格のマイクロチップを装着することを求めています。チップ装着前のワクチンは無効とされ、打ち直しになることがあります。チップ番号、装着日、獣医師のワクチン手帳を保管しましょう。
ステップ3:承認検査機関での抗体価検査
血液検体は通常、渡航先の国が認める海外の検査機関に送ります。結果はその国が承認した機関のものでなければならないためです。待機期間(英国は3か月、オーストラリアは第三国経由で180日)は渡航先の国が定める日から始まります。抗体価が基準未満なら再接種となり、カウントはゼロからやり直しです。
ステップ4:検疫と航空会社の輸出書類
- 獣医師の健康証明書と、Barantinの輸出検疫証明書(渡航先の国が求める形式で)。
- 航空会社の予約。国際線では多くの航空会社が、犬を手荷物ではなくマニフェスト貨物としてのみ受け付けます。クレートはIATA基準を満たす必要があります。
- 必要な場合は渡航先の国の輸入許可(オーストラリアとニュージーランドは必須)。
BAWAのような保護団体は?
ウブドのBali Animal Welfare Association(BAWA)は譲渡プログラムを運営しています。申込書には2週間のトライアル期間があり、年齢が許せばワクチン接種と不妊手術を済ませていると書かれています。BAWAが犬を海外へ送る公式プログラムは見つかりませんでした。ペット輸送代理店を紹介してもらえるか直接尋ねてください。専門の代理店は通常、チップ、抗体価、検疫、貨物輸送をまとめて扱います。
費用はいくら?
確認できる公式の料金表は見つからなかったため、金額は載せません。内訳は、バリでの獣医とワクチン、検体の発送と海外での抗体価検査、インドネシアの検疫費用、航空貨物、輸入許可、渡航先での検疫、そしてオーストラリアの場合は第三国での180日間の生活費です。最低2社の代理店から項目別の書面見積もりを取りましょう。募金ページで公開された飼い主の体験談では、オーストラリアへの手続きに約9か月かかったとされています。
正直なひとこと
オーストラリア行きは長く高額なため、1年近く待つ覚悟がないなら、スポンサーやシェルターへの寄付などでバリにいる犬を支えることを勧める保護活動家もいます。英国と米国は道のりが短く、書類が整っていれば4〜6か月が現実的です。動物をバリに連れて入る際のルールはペットと一緒にバリ旅行の記事にあります。野良犬やシェルターの犬と触れ合うなら、噛まれたときの正しい対処も知っておいてください。
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