画面に表示された客室料金は、フロントで最終的に支払う金額とは限りません。バリ島では、税金・サービス料・デポジット・細かな追加料金が加わると、その差は20〜30パーセントに達することもあります。本ガイドでは、2026年のバリ島宿泊にかかる費用の内訳をすべて分解し、旅の最終日に予算が崩れないようにします。
21%の税・サービス料:ネット料金と「++」の違い
これが最大の落とし穴です。インドネシアのホテルは通常、地方税(PB1)約10%に加えてサービス料約5〜11%を課します。両者を合わせて「++」、「subject to 21% tax & service」、「exclusive of tax」と表記されます。
- ネット料金は最終価格です。Rp1.000.000ネットなら請求書もRp1.000.000で終わりです。
- 「++」料金は税・サービス料が未加算です。Rp1.000.000++は約Rp1.210.000になります。
- 危険信号:小さな注釈にある「〜より」「1名あたり」「exclusive」という表現。
- 1泊料金ではなく、滞在全体の支払総額を必ず確認しましょう。
デポジット、エキストラベッド、追加ゲスト
- デポジットはミニバー・ランドリー・破損の保証としてチェックイン時に預けます。相場は施設クラスにより1泊あたりRp300.000〜Rp1.000.000で、プライベートヴィラや5つ星リゾートはさらに高額な場合があります。
- 形式はクレジットカードのオーソリ(与信枠の確保)か現金です。現金はチェックアウト時に返金され、カードの与信解除は銀行により7〜14営業日ほどかかります。
- エキストラベッドは中級ホテルで1泊Rp150.000〜Rp500.000程度、朝食込みとなる高級リゾートではより高くなります。
- 子ども料金:バリ島の多くのホテルでは、既存のベッドを共有しエキストラベッドを使わない場合、6歳未満の子ども1名が無料(12歳まで認める施設もあり)です。
- 追加ゲスト:スタンダードルームは2名料金です。ソファベッドで寝る3人目も、朝食とリネンの分が加算されます。
朝食・ミニバー・ランドリーなど積み重なる小さな出費
- 朝食なしプラン:現地購入はシティホテルで1名1日あたりRp90.000〜Rp250.000、リゾートではRp350.000を超えることもあります。4人家族3泊なら差額は簡単に100万ルピアを超えます。
- レイトチェックアウトとアーリーチェックインは数時間で客室料金の約50%、夕方を超えると100%が一般的です。
- ランドリーとミニバーは1点・1本単位の課金です。毎日2本のミネラルウォーターが無料かどうか確認しましょう。
- リゾートフィー/ファシリティフィーはウルワツ、ヌサドゥア、ウブドの一部リゾートやヴィラで発生し、シャトルやヨガクラスを含むのが一般的です。
- 空港送迎は行き先がクタかウブドかアメッドかにより片道Rp250.000〜Rp600.000です。
- 駐車場はリゾートでは通常無料ですが、市街地のホテルは日額で徴収する場合があります。
- バリ島外国人観光税Rp150.000は1人1回の訪問につき、外国籍の旅行者が公式ポータルLove Baliで別途支払います。ホテルの請求ではないため、QRコードの提示だけを求められても驚く必要はありません。
計算例とAccessiaPassバウチャー価格の読み方
1泊Rp1.000.000で「++21%」と記された客室を想定します。税・サービス料が約Rp210.000加わり、合計は1泊あたり約Rp1.210.000。3泊で約Rp3.630.000となり、エキストラベッドや朝食は含みません。一方、Rp1.100.000ネットの客室は、表示額が大きく見えても実際には割安です。
- バウチャーに含まれるもの:指定の泊数と客室タイプの宿泊料金、ネット表記なら税・サービス料、プランに明記されていれば朝食。
- 施設で支払うもの:デポジット、エキストラベッド、ミニバー、ランドリー、スパ、送迎、レイトチェックアウト。
- ネットが予算を組みやすい理由:先に金額を一つ確定できるため、残りを食事・入場料・移動に丸ごと割り当てられます。
支払い前に確認すべき7つの質問
- この価格はネットですか、それとも「++」ですか。最終合計はいくらですか。
- 朝食は含まれますか。何名分ですか。
- 1泊あたりのデポジットはいくらで、現金かカード与信か。
- エキストラベッドの料金と、子どもは何歳まで無料か。
- リゾートフィー、ファシリティフィー、日額シャトル料はありますか。
- キャンセルと日程変更の規定はどうなっていますか。
- 空港送迎とレイトチェックアウトの料金はいくらですか。
請求の驚きは、ほぼ例外なく「最終価格ではなかった」ことに起因します。AccessiaPassのホテルバウチャーは最初からネット料金を固定する仕組みで、見た金額がそのまま支払額となり、残るのは戻ってくるデポジットだけです。スミニャック、ウブド、ヌサドゥア、ウルワツの候補を比較し、ハイシーズンの値上がり前にAccessiaPassで宿泊バウチャーを確保してください。
コメント 0
まだコメントはありません。最初のコメントを投稿しましょう!