ヌサペニダのシュノーケリングツアーは安全?乗船前の確認点

ヌサペニダのシュノーケリングツアーは基本的に安全ですが、2026年10月29日(木)の事故は、安全を左右するのはスポットではなく小型ボートと運営会社だということを示しました。現地時間13時40分ごろ、ヌサペニダ・サクティ村のガマット湾で、シュノーケリングボート「Naomi」が爆発・炎上し、外国人観光客4人とガイドが海に飛び込みました。

ガマット湾で何が起きたか

クルンクン警察の広報担当イプトゥ・デワ・ニョマン・アリット・プルナウィバワ氏がdetikBali(2026年10月30日)に語ったところでは、ボートは12時30分ごろにプライベートシュノーケリングで出発し、マンタベイ、クリスタルベイ、ガマット湾を回る予定でした。ガマット湾を離れようとした時、バッテリーを置いていた船首部分で大きな爆発音がし、炎が船体に広がりました。

NusaBali(2026年10月31日)によると、船長のイ・カデック・ドゥウィヤナさん(31)は脚にやけどを負い、ヌサペニダのRSUD Gema Santhi救急外来で治療を受けています。乗客とガイドは無事で、14時50分ごろに通りかかった別のボートに救助されました。警察発表の時刻では、爆発から救助まで約70分です。KompasとTirtoは4人をロシア国籍と報じています。警察はボートが出航前に整備を受け安全と判断されていたとしており、正確な原因はヌサペニダ警察署が調べています。

前例もあります。2025年3月21日にはシュノーケリングボート「Sea Dragon 2」がクリンキン付近で高波を受けて転覆し、オーストラリア人観光客1人が亡くなりました(NusaBali)。どちらも渡航用の高速船ではなく小型ツアーボートです。高速船についてはヌサペニダへの高速船は安全?をご覧ください。

シュノーケリングボートに乗る前に

  • ライフジャケットは「置いてある」ではなく「着る」。甲板で数を数え、子ども用サイズがあるか確認し、スポット間の移動中も着たままにしましょう。ガマット湾の70分も、全員が着ていれば負担はずっと軽くなります。
  • 船の書類を聞く。7総トン未満の小型船はPas Kecilで登録され、出航ごとに港長(シャーバンダル)の出航許可(SPB)が必要です(2008年航海法第17号)。きちんとした業者なら質問を嫌がらず、支払い前にWhatsAppで書類の写真を送ってくれます。
  • 乗船名簿に名前が載っているか。事故が起きた時、捜索救助隊がまず求めるのが乗客名簿です。
  • 乗客数が妥当か。船首に座る人がいるほど満員なら定員超過です。
  • エンジンとバッテリーを見る。強いガソリン臭、ふたの開いた燃料タンク、座席近くのむき出しのバッテリーは質問すべきサインです。消火器があるかも確認を。
  • BMKGの予報を確認。バドゥン海峡とロンボク海峡の波高予報はmaritim.bmkg.go.idで公開されています。10月末には波高4メートルに達した日もありました(10月27-30日の高波についての記事)。海況を理由に中止する業者はむしろ信頼できます。
  • 保険。ツアー参加者に保険がかかっているか聞き、自分の旅行保険がマリンアクティビティを補償するか確認しましょう。詳しくはマリンスポーツ業者の保険についての記事へ。

火災や転覆が起きたら

燃料が海面で燃えることがあるので、燃えている船から離れ、見つけてもらいやすいよう固まって浮きましょう。保存しておく番号は、国家捜索救助庁Basarnas 115、警察110、救急119、または112です。出発前に業者の電話番号と船名をスマホにメモしておきます。旅行者向けのほかのルールはバリのルールページにまとめています。

サヌールからの朝の高速船、シュノーケリング、夕方の帰りを1日に詰め込む人が多く、日程がきついと海が荒れていてもキャンセルしにくくなります。レンボンガンかペニダに1泊すれば、たとえばAccessiaPassのホテルバウチャーを使って、ツアーを翌朝に回す余裕が生まれます。エリア比較はヌサペニダ・レンボンガンの宿選び、ガマット湾そのものはこちらの記事で紹介しています。

よくある質問

ヌサペニダのシュノーケリングツアーは中止されていますか?

2026年10月31日時点で、クルンクン警察や県による中止の発表は見つかりませんでした。調査は続いているので、手順が変わったか業者に確認してください。

ライフジャケットがなければ乗船を断れますか?

断れますし、断るべきです。出航前に返金か別の船を求めましょう。海に出てしまえば選択肢はありません。

サヌール発とペニダ発、どちらが安全?

ペニダやレンボンガン発ならバドゥン海峡を渡る時間が減ります。ただSea Dragon 2はサヌール発、Naomiはペニダ発だったので、結局は船の状態とその日の天候が決め手です。情報は2026年10月31日に確認。

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