バリに長く住みたい外国人退職者向けに、インドネシア入国管理総局は高齢者ビザを2種類用意しています。E33E(最長5年の滞在許可、費用1,300万ルピア)とE33F(1年、費用700万ルピア)です。どちらもevisa.imigrasi.go.idでオンライン申請します。以下はimigrasi.go.idの公式ページに基づき2026年10月に確認した内容です。公式ページ間で数字が一致しない箇所があり、その点も示します。
退職者がバリに住むにはどのビザ?
入管は両方を「高齢者向けセカンドホームビザ」と呼んでいます。E33Eは5年間で、個人や企業の保証人は不要。代わりに資金による入管保証を求めます。E33Fは1年間で、合計滞在が6年を超えない範囲で延長できます。ビザ代行業者がいう「リタイアメントKITAS」は実質このE33Fです。
何歳から申請できる?
E33Eの公式ページは55歳以上の外国人向けと明記しています。ただし入管の別のビザ区分ページには「60歳以上の高齢者」という表現が残っており、バリの一部代行業者はE33Fに60歳基準を適用しています。55歳から59歳の方は、55歳以上と明記されたE33Eを選ぶか、支払い前に入管事務所で書面確認を取ってください。
E33Eの条件は?
- 残存期間6か月以上のパスポート。
- 直近3か月の個人口座の取引明細で、残高2,000米ドル以上または同等額。
- 月3,000米ドル以上の収入または年金の証明。
- インドネシアの国営銀行の個人口座に5万米ドル以上を預ける誓約書。滞在許可の取得から90日以内に入管へ証明・報告が必要。
- 最近のカラー写真と、e-Visaシステムが求める書類。
多くの人が驚くのが5万米ドルの預金です。お金は自分のものですが、許可期間中はインドネシアの国営銀行(BRI、BNI、Mandiri、BTN)に置いておく必要があります。
E33Fは?
E33Fの公式ページは滞在1年、生活費の証明として残高2,000米ドル以上の直近3か月の明細を挙げています。保証人については公式情報が食い違っています。E33Fのページは保証人がevisa.imigrasi.go.idのアカウントを持つ必要があるとし、別の入管事務所のページは高齢者ビザは保証人不要としています。旧リタイアメントKITASの条件だった医療保険や現地家事手伝いの雇用は、確認した最新のE33Fページには書かれていません。バリの代行業者はまだ求めることが多いので、直接確認してください。
公式費用はいくら?
- E33E、5年:1,300万ルピア(ビザ50万、ビザ審査200万、5年ITAS700万、5年再入国許可350万)。
- E33F、1年:700万ルピア(ビザ50万、審査200万、1年ITAS300万、1年再入国許可150万)。
費用は指定銀行を通じて国庫に納め、不許可でも返金されません。代行手数料、書類翻訳、口座開設は別です。e-Visaの発行と国営銀行口座の開設を待つ間、数週間ホテルに滞在する申請者が多く、その移行期間にAccessiaPassの宿泊バウチャーを使えます。
セカンドホームビザ(E33)との違いは?
通常のE33に年齢条件はありませんが、資金基準ははるかに高く、入管ページによれば13万米ドル以上の資金か100万米ドル以上の住宅が必要です。1回の許可は最長5年、合計10年まで。それ以下の貯蓄の退職者にはE33Eのほうが現実的です。まだ退職していないリモートワーカーはデジタルノマドビザE33Gを検討してください。
リタイアメントビザで働いたり事業をしたりできる?
できません。滞在許可であって就労許可ではありません。自分名義でヴィラを貸し出したり、就労許可なしに有償で教えたりすると国外退去になり得ます。まず数か月試しに住みたいだけなら、到着ビザとその延長で60日滞在できます。
データの不確かな点
2026年10月時点で、最低年齢(55歳か60歳か)とE33Fの保証人要否は公式ページ間で食い違ったままです。申請時にevisa.imigrasi.go.idのページをスクリーンショットで保存してください。審査は申請日時点の規定で行われます。
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