にぎやかなクタビーチからわずか1kmほど。ブランバンガン通り(Jalan Blambangan)に立つ提灯を吊るした赤い門が、Vihara Dharmayana Kutaの目印です。多くの旅行者が素通りしてしまう歴史ある中華寺院で、地元ではKongco Kutaと呼ばれ、バリ屈指の観光エリアの真ん中で今も信仰が息づくトリダルマ(三教)の寺院です。
歴史:Leng Gwan BioからVihara Dharmayanaへ
寺院はもともとLeng Gwan Bioと呼ばれ、Jalan Singosariの角にあったのち現在地へ移ったと伝えられています。現存する最古の文字資料は1876年、1879年、1880年の年号が記された対聯の板ですが、寺院の管理者はその起源が18世紀にさかのぼると考えています。1980年2月23日にVihara Dharmayanaへ改称し、同時に仏教徒のための礼拝堂ダルマサラ(Dharmasala)が建てられました。1982年にはダライ・ラマ14世が訪れた記録もあります。
Tan Hu Cin Jinと華人・バリ人の絆
主神はTan Hu Cin Jin(陳府真人)。地元の伝承ではブランバンガン王国やメングウィ王国と結びつけられており、そのためクタの華人コミュニティだけでなくバリの人々も参拝に訪れます。龍が巻きつく赤い柱の本殿のほか、関帝(Kwan Kong)、観音(Kwan Im)、仏陀の像、亀の池のある四面仏の祠もあります。
春節とCap Go Meh:最もにぎわう季節
- 春節前には、信者が寺院の井戸水と花で約90体の神像を清めます(2026年2月11日)。
- 祭礼期間には厄払いの儀式、Jl. Blambangan、Jl. Kalianget、Jl. Raya Kutaを練り歩く獅子舞・龍舞の行列、深夜0時からの参拝が行われます。
- 2026年3月3日のCap Go Meh(元宵節)には約3,500人の信者が集まり、武術、獅子舞、バンジャール(集落)のガムランに合わせたバリ舞踊が披露されました。
- 2027年の春節は2月6日、Cap Go Mehは2月20日ごろです。寺院の行事日程はまだ予想です。
参拝マナー
- 肌の露出を控えた服装で。短パンやノースリーブは避けましょう。
- 礼拝堂内での撮影やフラッシュは控え、参拝者を撮る前には許可を取りましょう。
- 静かな雰囲気を味わうなら、平日の朝か夕方がおすすめです。
実用情報と予約
- 場所:Jl. Blambangan, Kuta, Badung。クタビーチから約1km(徒歩約15分)、レギャンから車で10〜15分。Google マップで見る
- 時間・料金:通常は毎日9:00〜20:00ごろ開門(祭日は変更あり)。入場料はなく、任意の寄付を歓迎しています。
- アクセス・駐車場:Jl. Blambanganは一方通行で渋滞しやすく、駐車スペースも限られます。バイクタクシー、タクシー、徒歩が便利で、春節やCap Go Mehの時期は特におすすめです。
- 予約:不要で、直接訪れればOK。大人数の場合は現地で寺院の管理者に一声かけましょう。
- Instagram:Instagramで検索
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