プラパット・アグン半島を一人でトレッキングすることはできない。西バリ国立公園(TNBB)はトレッキングとバードウォッチングに公式レンジャーか地元ガイドの同行を義務づけており、その費用は訪問者持ちだ。入園料は外国人が毎日20万ルピア、インドネシア国民は平日2万、休日3万ルピア。公園の公式電子チケットシステムmatadewabtnbb.comに載っている金額で、2024年10月から適用されている(2026年9月確認)。外国人の週末料金を30万ルピアと書くブログもまだあるが、それは旧料金だ。
プラパット・アグンはバリ北西端の半島で、国立公園のほぼ半分を占める。サバンナ、季節林、マングローブ、ビーチがある。以下はガイドと歩く午前中のプラン。
前日:許可とガイドの手配
- 午後14時〜15時。チュキッのTNBB本部(ギリマヌック港から約2km)か、プムテラン側のラブアン・ラランの管理事務所へ行き、翌朝のガイドを予約する。westbali.netによると、詰所に人がいるのはおおむね8時〜15時なので、夜明けのトレッキングは前日予約が必要。
- ルートを確認。公園は公式のトレイル一覧を公表しておらず、ガイドが状況に応じて選ぶ。旅行情報でよく挙がるのは、スンブルクランポッ近くのテガル・ブンデル(約2時間、平坦、野鳥向き)と、シカがよく草を食むブルンブン湾周辺のサバンナ。ガイド料も聞いておこう。料金表に載っていないので、出発前に合意しておくこと。
- 入園料の支払い。2025年から電子チケットとキャッシュレス決済に移行した。QRISかカードを用意しよう。
当日の時間割
- 5:15 プムテランからラブアン・ラランへ(約15分)、またはギリマヌックからチュキッへ(5分)。駐車料金は車1万、バイク5千ルピア。
- 6:00〜8:00 ガイドとゆっくり歩く。野鳥観察に最適な時間帯。TNBBの2025年業績報告によると、野生のカンムリシロムクは515羽、そのうち337羽が公園内にいる。それでも見られる保証はない。バンテン、シカ、ルトゥン(リーフモンキー)、オオコウモリも暮らしている。
- 8:00〜8:30 サバンナの端か浜辺で休憩。晴れた日は海峡の向こうにジャワのラウン山とイジェン山がくっきり見える。
- 8:30〜9:30 日が高くなる前に出発点へ戻る。サバンナ区間はほとんど日陰がない。
- 10:00以降(任意) 半島の先端にあるプラ・スガラ・ルペッまで車で約30分。道は2023〜2024年に舗装されたが狭く、サルがよく横切る。別案として、昼からラブアン・ラランを出てムンジャンガン島でシュノーケリング。
面倒な点
- トレイル上にワルンも水場もない。1人1.5リットル以上の水、帽子、つま先の覆われた靴を用意しよう。
- 乾季(5月〜10月)はトレイルが最も乾いて歩きやすい。ただし公園の報告書はプラパット・アグンを森林火災の多発地点に挙げており、一時閉鎖されることもある。ガイド予約時に確認を。
- カンムリシロムクを間近で見たいだけなら、炎天下の3時間歩きは割に合わないかもしれない。公園周辺の緩衝地帯の村でも野生の個体がよく見られる。
- ガイドはほぼ必ず事前予約が必要。約束なしに朝6時に行くと、たいてい事務所が開くのを待つことになる。
連絡先と宿泊
- TNBB本部、Jalan Raya Cekik-Gilimanuk:Googleマップで見る
- ラブアン・ラランの管理事務所(ムンジャンガン島行き桟橋):Googleマップで見る
- 公式Instagram:Instagram TN Bali Barat(閉鎖のお知らせや新料金)
- 宿泊:ラブアン・ラランから夜明けに出るならプムテラン、チュキッから出るならギリマヌックが便利。プムテランのホテルバウチャーはAccessiaPassでチェックできる。
トレッキング後に時間が残れば、トゥルッ・トゥリマのジャヤプラナの墓がラブアン・ラランから数分。西バリは暑くなるのが早いので、11時前に訪ねよう。
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