ペタン郡スランガイ村の尾根に、旅行会社の行程表にはまず載らない寺院があります。Pura Luhur Pucak Tedungです。標高およそ730メートル、デンパサールから約37キロ。平日なら境内を分け合う相手は祭司(プマンクー)と風だけ、ということも珍しくありません。写真を狙う寺院ではなく、しばらく静かに座るための寺院です。
ダン・ヒャン・ニラルタの傘の伝説
寺名は、ダン・ヒャン・ニラルタがプラキから東バリへ向かった旅に由来します。彼はペタン一帯の高い尾根で休み、自分のトゥドゥン(儀礼用の傘)を残していったと伝えられます。村人がその傘が夜に光るのを見たため、ムングウィ王が敬意を表して三層のムル(塔)を建てるよう命じました。今もダン・カヒャンガンの格式を持ち、ペタン郡の八つの慣習村が管理しています。スランガイ、バトゥランタン、サンダカン、アンガンティガ、クルタ、リパ、ムンドゥッ・ダンピン、ペタンです。
頂上から本当に見えるもの
- 三方向のパノラマ:外庭(ジャバ)からは、晴れた日にバリ島の東・西・南の風景が一度に開けます。
- 朝霧:谷から霧が立ち上る様子を見たいなら7:00〜9:00に。11時を過ぎるとたいてい消えています。
- 層状の祠:三層のムルのほか、内庭には高いプリンギがあります。撮影は中庭からにとどめ、最も神聖な区域には立ち入らないこと。
入場の作法、ピオダラン、そして正直な期待値
チケット売り場も正式な入場料もなく、慣例は任意のダナ・プニア(寄進)です。カメンとスレンダンは必須で、観光寺院のように腰布レンタルが常にあるとは限らないので持参をおすすめします。生理中の女性は入場できません。これはバリ島すべての寺院に共通する規則です。
プジャワリ(寺院祭)は210日ごと、トゥンペッ・クルルットの日に行われます。2026年は1月3日と8月1日。次は2027年2月下旬ごろの見込みですが、日付はウク周期で決まるためバリ暦で確認してください。正直に言うと、カフェはなく、トイレは簡素で、周囲の屋台も常に開いているわけではありません。水と軽食は持参を。
実用情報と予約
- 場所:Desa Sulangai, Kec. Petang, バドゥン県 — Jl. Raya Sangeh経由でデンパサールから約37km・1時間20分。ウブドやチャングーからは約1.5時間 — Googleマップで見る
- 開放時間:外庭は終日開放。快適なのは7:00〜10:00または15:00〜17:30。道は曲がりくねり街灯もほとんどないため夜間は避けてください。
- 料金の目安:入場料なし。任意の寄進はRp10.000〜20.000程度。駐車場は広く無料です。
- 予約:不要、直接訪問で大丈夫です。プジャワリ中の祈りに加わりたい場合は、スランガイ村役場か地元のプンゲンポンに事前に相談を。
- Instagram:Instagramで検索
サンゲ〜スランガイ〜ペタンのルートは朝からゆっくり走るのが一番で、暗くなってから南バリへ下るのは楽しくありません。北バドゥンを巡る前にウブドやムングウィ周辺で一泊するなら、AccessiaPassで価格を比べてホテルバウチャーを予約してください。
コメント 0
まだコメントはありません。最初のコメントを投稿しましょう!