ペネベル郡ババハン村のプラ・ルフール・ブシ・カルンには、公表されたチケット売り場がありません。プラ・ルフール・バトゥカルの東約6km、ジャティルウィの棚田の端からは約1.5km(OpenStreetMap上の直線距離)の場所です。選び方はシンプルで、ツアーバスのいないバトゥカル山麓の古い寺院を見たいならブシ・カルンへ。タバナンで初めて寺院を訪れ、駐車場やサロンの貸し出し、トイレがはっきりしている方が安心ならプラ・ルフール・バトゥカルの方が向いています。
ブシ・カルンまで足を延ばす理由
ブシ・カルンは、プラ・ルフール・バトゥカルを支える4つの寺院「チャトゥール・アンガ・バトゥカル」のひとつで、プラ・ムンチャック・サリやタンバ・ワラスと並びます。IDN Times Bali(2024年7月)によると、サカ暦839年(西暦917年)のババハンI碑文に記されており、碑文の原本はボランガン村のプラ・プセ・ジャンベランに保管されています。境内はプラ・ブシ・カルン、プラ・プセ・ブシ・カルン、プラ・バトゥール・ブシ・カルンの3つの寺院からなり、保護林に囲まれています。
歴史好きが訪れる理由は「プンデン・ブルンダック」、巨石文化の伝統を伝える階段状の石壇で、現在は文化財に指定されています。叩くと金属のような音がするといわれるリンガもあり、首飾り(カルン)のような帯が巻かれています。名前の由来には諸説あり、そのひとつは「チャラ・シルンルン」が縮まって「シカルン」になったというものです。Bali Expressは、ここが加護と「タクス」(霊的なカリスマ)を祈る場所として信仰されていると伝えています。2026年4月にはNusaHeritageがバーチャルツアー付きで改めて記録しており、手入れされた現役の寺院であることがうかがえます。
現地で比べるブシ・カルンとバトゥカル
- 費用:バトゥカルには受付があり、Travelspromo(2026年8月)は1万5千ルピアと記載、寄付とサロン代とする情報もあります。ブシ・カルンには公表された料金がないので、小額紙幣で任意の寄付を用意しましょう。
- 設備:バトゥカルには駐車場と貸しサロンがあります。ブシ・カルンでは期待せず、サロンと腰帯を持参してください。
- 混雑:バトゥカルは多くのツアーに組み込まれていますが、ブシ・カルンはほとんど登場しません。
- 組み合わせ:ブシ・カルンはジャティルウィと同じ午前中に回るのが便利。バトゥカルはペナタハン温泉と組み合わせやすいです。
知っておきたい難点
ブシ・カルンの訪問情報はネット上にほぼありません。英語の説明板の記録も、公式ガイドも、掲示された開門時間もありません。その場にいる僧侶や村人が頼りです。儀式の間は内庭に入れないことがあり、バリの他の寺院と同じく生理中の女性は入れません。小さな子ども連れや、現地で歴史の説明を聞きたい人にはバトゥカルの方が快適です。
寺院祭(ピオダラン)はパゲルウェシの日(ブダ・クリウォン・シンタ)で、次回は2026年11月4日です。当日は参拝者でいっぱいになるので、別の日に訪れるか外から見るだけにしましょう。霧が出る前に着きたいならタバナンに一泊すると楽で、この地域のホテルバウチャーはAccessiaPassで確認できます。
ババハンへ出発する前に
- 場所:Googleマップで見る。OSMではピトラ村とババハン村の境にピンがあるので、村名ではなくピンを頼りにしてください。
- 距離:タバナン市街から約22km(約45分)、バトゥカルから車で約25分。
- 費用:任意の寄付のみ、チケットなし(2026年10月確認)。
- 服装:サロン、腰帯、肩を隠す服。
- 予約:不要。歴史の説明を聞きたい場合は、出発前に宿にペネベルの地元ガイドを紹介してもらいましょう。
- 最近の写真:Instagramで検索。
おすすめは朝7時から10時。バトゥカルから雲が下りてくる前、ジャティルウィへの道がツアーバスで埋まる前に着けます。
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