シンガラジャの南約9km、標高およそ475mのギッギッの丘の斜面に、ブレレン県スカサダ郡のプガヤマン村(Desa Pegayaman)があります。住民の約9割がムスリムですが、その名前はきわめてバリ的で、ワヤン、ヌンガ、ニョマン、クトゥッがアラビア語名の前に付きます。最初に断っておくと、ここは人が暮らす村であり、入場料を取る観光施設ではありません。
この村ができた理由
物語は1648年ごろに始まります。ブレレン王I Gusti Anglurah Panji Saktiが東ジャワのブランバンガンから約100人のムスリム兵士を連れてきて、ガテップの木が茂る森の土地を与えました。これが「プガヤマン」という名の由来です。その2年後に建てられたMasjid Jami’ Safinatussalamは今も村で唯一のモスクで、重層(トゥンパン)屋根をもち、2024年には全国の模範的歴史モスクとして最優秀に選ばれました。
この村ならではの伝統
- ンゲジョッ(Ngejot) — イドゥル・フィトリ、イドゥル・アドハ、マウリドの際に、ヒンドゥー教徒の隣人も含めて料理を届け合う習わし。
- ムルダンとソコッ — ラビウル・アワル月を通じて村は預言者生誕祭を祝います。頂点は sokok base と sokok taluh の行列。卵、花、果物で飾った竹の山型供物をモスクへ運びます。日付はヒジュラ暦に従い毎年ずれるので、住民に尋ねてください。
- スニ・ブルダ(Seni Burdah) — 預言者を讃える詠唱で、節回しはバリのクドゥンに近く、演者はバリの正装をまといます。
訪問時のマナー
- 村を歩く前に、村長(perbekel)の事務所かクリアン・バンジャールに声をかけて許可を得ましょう。とくに団体の場合は必須です。
- 肩と膝が隠れる控えめな服装で。モスクに入る女性はスカーフを持参してください。
- 人や儀式を撮影する前には必ず許可を。とくに礼拝中は配慮しましょう。
- ハラルでない飲食物は持ち込まず、村のワルンで買い物をしましょう。
Info Praktis & Reservasi
- Googleマップで見る — スカサダ地区のシンガラジャ–ブドゥグル幹線道路から分岐。道は舗装済みです。
- 所要時間:シンガラジャから約20分、ロビナから約40分、ブドゥグルから40–50分。
- 入場料はありません。モスクへの寄付、駐車、村の売店での買い物用に小額の現金を用意しましょう。
- ベストな時間帯:涼しい早朝、またはラビウル・アワル月のムルダン期間中。
- 村の観光を担う公式アカウントは未確認 — Instagramで検索するか、シンガラジャの宿に地元ガイドを探してもらってください。
ロビナやシンガラジャに前泊すれば、朝のプガヤマン訪問はぐっと余裕をもって楽しめます。AccessiaPassでステイケーション用バウチャーの価格を比べてみてください。
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