シンガラジャから約9キロ、Desa Nagasepaha は一見どこにでもあるブレレンの村です。田んぼ、細い路地、小さなワルン。けれども数軒の家には、バリのほかの村にはない伝統が生きています — wayang kaca、ガラスの裏側から逆の順序で描くワヤン絵画です。1927年に影絵人形の彫り師 Jro Dalang Diah が始め、現在はインドネシアの無形文化遺産に登録されています。
ガラス絵の始まり
きっかけは、地元の商人が持ち帰った日本のガラス絵でした。Jro Dalang Diah はそれを研究し、絵の具を削り取って重ねる順序を突き止め、同じ手法をマハーバーラタやラーマーヤナの人物に応用します。裏側から描くため、色は逆の順番で置いていきます。いちばん手前の細部を最初に描くのです。ここのワヤンの姿かたちも独特で、南バリの様式より背が低く、がっしりしています。
村での過ごし方
- 職人の家を訪ねる。数軒は Dusun Delod Margi にあり、制作をすぐそばで見学できます。
- 自分でも数本の線を引いてみる。職人が注文に追われていなければ体験させてもらえることもあります。
- 村の他の手仕事を見る。織物、木彫、竹笛、ガムランの部品まで。
- 作り手から直接買う。小さなパネルから額装された作品まで揃います。
ルートとベストな時間帯
シンガラジャから約15〜20分、ロビナからは25〜30分ほどです。午前から昼過ぎが最適で、職人が作業していることが多く、自然光のおかげでガラス越しの細部も見やすくなります。南から向かうなら、ギッギット滝やブヤン湖と組み合わせるとよいでしょう。
実用情報と訪問のヒント
- 場所: Desa Nagasepaha, Kecamatan Buleleng — Google マップで見る
- 開村時間: 村自体はいつでも訪れられます。職人の家はおおむね朝から夕方まで活動し、村役場は平日8:00〜15:00 — 事前に確認しておくと安心です
- 入場料: 村への入場料はありません。作品購入用の現金を用意しましょう。価格は大きさによって変わります
- 訪れ方: 事前に村役場へ連絡するか、シンガラジャで地元ガイドを頼み、その日作業している職人の家へ案内してもらうのが確実です
- Instagram: Instagram で検索
ここは観光地ではなく人が暮らす村なので、控えめな服装で訪れてください。撮影前にはひと声かけ、絵の具が乾いていないガラスには触れないように。小さな一点でも購入することが、職人への最も確かな支援になります。ロビナかシンガラジャ周辺で一泊する計画を立て、部屋は AccessiaPass のホテルバウチャーで予約すれば、浮いた予算を村で出会った本物の一枚に回せます。
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