シガラジャから約20km、ブレレン県南側の斜面に、観光ルートにはほとんど登場しない古い村があります。バンジャール郡の Desa Cempaga です。Cempaga は現地で SCTP と略されるバリ・アガ(古バリ)村落群——Sidatapa、Cempaga、Tigawasa、Pedawa——の一つ。標高約500mに位置し、クローブ、コーヒー、ドリアンの畑に囲まれ、涼しい空気の向こうに北バリの海が霞んで見えます。
Cempaga が特別な理由
- バリ・アガの村:独自の慣習法を持ち、平地の村のようなカースト区分がない平等的な共同体として語られます。
- 小さな二つの集落:Dusun Desa と Dusun Corot。どちらも徒歩1時間ほどで歩き切れます。
- Pura Puseh Agung と Pura Desa が村の祭祀生活の中心で、儀礼はバリ暦に従って行われます。
ここにしか残らない聖なる舞踊
- Baris Jojor(Nyawi):男性のソロ舞踊で、踊り手が交代で舞います。一般的なバリス舞踊とは動きが明確に異なります。
- Baris Dadap:成人男性による群舞版。
- Tari Jangkang:子どもたちが踊り、通常はクニンガンの日に Pura Desa で奉納されます。
- Rejang と Pendet:Rejang には多くの型があり、女性が夜から夜明け近くまで踊ることもあります。
- 注意:これらは tari wali(儀礼舞踊)であり観光ショーではありません。伴奏のガムランは村外に持ち出されないため、祭礼の時に訪れる以外に見る方法はありません。
ルート・best な時間帯・作法
- ルート:ロビナ/Dencarik 方面から Sidatapa–Cempaga へ上る道で約30〜45分、シガラジャからは45〜60分。道は狭く曲がりくねり、一部は今も荒れています。
- おすすめ時間:霧が下りる前の午前8時〜11時。
- 費用:正式な入場券はありません。駐車代とお布施用に2万〜5万ルピア程度を用意しましょう。
- 作法:寺院内ではカメンと腰帯を着用し、僧侶や踊り手より高い位置に立たない、儀礼の撮影前には必ず許可を取ること。
実用情報と予約
- 場所(Google マップ):Google マップで見る
- 訪問方法:予約不要で直接訪問できます。地元ガイドや祭礼日程については、事前に村役場または Cempaga の pokdarwis(観光組合)へ連絡を。
- 交通:ロビナでのバイクレンタルは通常1日7万〜10万ルピア、ドライバー付きの車なら1日60万〜80万ルピア前後。
- SNS:Instagram で検索
- あわせて訪ねたい:同じ郡内の温泉 Air Panas Banjar と仏教僧院 Brahmavihara-Arama。
Cempaga は午前中がいちばん気持ちよいので、バリ南部から日帰りするよりロビナやシガラジャに一泊するほうが現実的です。まずは AccessiaPass でホテルバウチャーの価格を比べてみてください。
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