バリの温泉といえばバンジャール温泉のような混み合った山あいの湯を思い浮かべるなら、バニュウダン温泉(Pemandian Air Panas Banyuwedang)はまるで別世界に感じられるはずです。源泉が湧き出すのは海のすぐ際、ブレレン県グロッガ郡プジャラカン村のマングローブ林のあいだ。プムトゥランから約15分、西バリ国立公園のゲートもすぐそばです。Banyuwedang とは「煮え立つ水」の意味で、地元では古くから皮膚の悩みに効く湯として信じられてきました。
硫黄の香りがする塩辛い湯
ユニークなのはここです。源泉は湾の底から湧き上がり海水と混ざるため、塩辛さと硫黄の匂いを同時にもちます。干潮時にはマングローブの根のあいだから熱い気泡が立ちのぼるのが見えます。
- 湯温:およそ40°C。疲れた筋肉をほぐすのに十分な温かさで、熱すぎません。
- 成分:硫黄、海塩、各種ミネラル。山の温泉とは肌ざわりがまったく違います。
- 雰囲気:静かなマングローブの海岸線で、南部バリの喧騒とは無縁です。
公共浴場かリゾート版か
楽しみ方は二通り。公共の浴場は更衣室と小さな屋台があるシンプルな造りで、料金も1人あたり1万〜2万5千ルピアほどと手頃です。ラグジュアリー版はMimpi Resort Menjangan。バニュウダンの源泉の真上に建ち、共用の温泉プールと各ヴィラのプライベートプールに湯を引いています。
入浴のコツと旅程の組み立て
- 体を流すために真水を1本持参しましょう。塩分と硫黄が肌に残るとべたつきます。
- 入る前に銀のアクセサリーは外してください。硫黄で黒く変色します。
- 1回の入浴は15〜20分までにして、休憩と水分補給を。
- 午前はバニュウダン桟橋からムンジャンガン島でシュノーケリング、午後に湯へ、という組み合わせがおすすめです。
実用情報と予約
- 場所:西バリ、ブレレン県グロッガ郡プジャラカン村 — Google マップで見る
- 営業時間:年中無休。おおむね早朝6時(WITA)ごろから夕方まで。
- 料金:1人あたり約1万〜2万5千ルピア、子どもはさらに安価。
- 予約:不要。現地の窓口でチケットを購入します。リゾートの温泉プールを利用したい場合は Mimpi Resort Menjangan 公式サイトから客室を予約してください。
- Instagram:Instagram で検索
西バリはクタから車で4〜5時間かかるため、プムトゥランで一泊するほうが断然ラクです。出発前に AccessiaPass で宿泊バウチャーを比較して予約しておきましょう。
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